4歳児の実験

こんばんは。

今日もお疲れ様でした。


お盆を過ぎたあたりから、朝晩とだいぶ涼しくなってきています。

今朝はもう風が秋のようで驚きました。


激しい夏を終えて、穏やかな秋に少しずつ近づいてきているのでしょうか?


室戸の秋はまだ体験していません。

秋を過ごせば、春夏秋冬をコンプリートすることになります。


そういうこともあり、室戸の秋が楽しみでもあります。



洗面所に行った時のこと。

娘のうがい用のコップに、なみなみと水が入っていました。


今使っている様子もないし、これから使うというわけでもなさそう。


ただ捨て忘れただけか。


と考え、その水を捨てました。


しばらく経った頃。


洗面所の方から、

娘の泣き叫ぶ声が聞こえてきました。


驚いてかけつけ、事情を聞いてみると。


あの私が捨てた水は、

娘があえて捨てずにおいておいたものだったようです。


「ママに、丸くて、大きい氷みせちゃろう(みせてあげよう)とおもったのに!」


と、泣いて訴えていました。


そういえば前日、

そういうことを言っていたと思い出しました。


悪いことをしたなぁと反省し、謝りました。



それでも、なかなか泣き止みません。

この世の終わりか?!と言いたいくらい、泣いている。


洗面所とお風呂場が隣接されており、
より泣き声が響きます。


そんなに泣かんくてもいいのに。

謝っているのに。


「“ただいま実験中。捨てるな!”とか書いて貼っておいてよ。」


4歳児相手に、

無茶な要求をしたくなりました。


さらに、


「どうせ、

そこに置いていても氷はできないよ。」


という言葉が、口を突いて出そうになりました。


申し訳ない気持ちが半分と、そろそろ勘弁してほしいという気持ちが半分。


このままでは申し訳ない気持ちが、どんどん小さくなっていきそう。


気が済んだのでしょうか?


ふたたび、

なみなみと水が入れられている娘のコップが、洗面台の片隅に置かれています。




コップをのぞいては、

「まだできてないなぁ。」と何度も様子を見ている。


一晩過ぎた今朝。

朝起きてすぐ、

コップの様子を見に行ってました。


「こおりできてなかった。
 はいってるみずが、いっぱいやき。」

と、報告してくれました。


「…。」


「ごめんね。もうちょっとまっちょってね。(まっておいてね。)」





結果がわかっている私は、
何と言えばいいのか思い浮かず、ただただ頷くだけでした。


どのタイミングで、何と言えばいいのか?


難しいところです。

そして、
頭の中で考えていても、わかりません。

娘のリアクションを見て、決めようと思います。



娘とのやりとりは、

これでよかったのか?!と思うことも、多々あります。

どれが正解かなんてこの先ずっとわからないし、正解もないんでしょう。

娘の反応を見ながら、
トライアンドエラー、そしてトライの繰り返しでいこうと思います。

まさにこのやりとりこそ、
実験のようだなぁとふと思うのでした。



それではまた。


2022,08,29

むろと 子育て ほのぼの日記

こんにちは。 4歳児娘の母です。 2022.01に東京都世田谷区から、高知県室戸市に移住しました。 娘と過ごす日々をつづっています。